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多久の部屋


[20] 灯火
詩人:多久 [投票][編集]

揺れ動く灯火のように、

そわそわして、

微かなもの。

風は僕を消し去ろうとしてる。

僕はその場から動けないから、

消されるその瞬間まで、

ここにいて、

耐えるしかない。


苦しみを正面から受けとめる。

そこに逃げ場はないんだね。

最近はやっと、持ちこたえ方がわかってきたよ。

2008/05/01 (Thu)

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