詩人:太一 | [投票][編集] |
3日過ぎてしまったけど
ハッピーバレンタインの
チョコレート
それと、貸す約束だったDVD
COOLを吸うあの人には
好きなアーティストのライターを
まとめてあの人のロッカーに入れて
パタンとしめたら
今いる微妙な位置に
違和感で無性に泣きたくなった
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僕が行く宛の無い文を書くのは
頭の中にある大きなうつわに、何かが貯まっていて
それが溢れだすから
溢れだして壊れないように
僕は思いを文字にする
この世界で僕が僕でいるために
生きていくために
黒いベロアの毛布にくるまって
ひっそりと
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一人でも平気
よわいひと
一人は淋しい
つよいひと
認めることが強い事
立ち向かうんじゃなくて
受け止めて
消化して
また流せばいい
どうやら僕は弱いみたい
どうしても立ち向かってしまうよ
そうして何時もボロボロになって
自分の吐いた嘘に塗れて沈んでいくんだ
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この気持ちも
いつか
あの頃は若かった
なんて言って思い出に変わる
傷付き、喜ぼうとも
全ては何時か昔になる
そう思った5分前アタシの思考
ほらもう過去だ
今は止まらない
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知りたいなら聞けばいいのです
たったそれだけなのです
返ってくる答の未知の恐怖に堪えられそうにない人は
一人孤独を泣くのです
わからないと呟きながら
それが滑稽だと知らずに
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君と
話をする理由
手を繋ぐ理由
抱きつく理由
キスする理由
セックスする理由
隣にいる理由
そんなに不安で気になるなら教えてあげるよ
理由と同じ2文字
好き
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だ い じ な こ と
無くした、なんて騒いで泣いていたけれど
無くしてなんかいなかった
だってほら
最初からアタシの此処に在るもの
無くしてなんかいない
今、やっと見つけた。
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大人になるって
足枷をつけてゆくみたい
仮面を増やしていくみたい
一歩が小さくなるみたい
せつない、ね。
でも
たまーに足枷が軽くなって
仮面外せて
踏み出す一歩が幼いころより大きい時がある
だからきっと僕たちは
迷って、屈折して、血を吐きつづけ、絶望しながらも
「おとな」になるんだろう
些細なことが幸せに感じるように
僅かな期待と希望を持って