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太一の部屋


[17] 布団の上で
詩人:太一 [投票][編集]



僕が行く宛の無い文を書くのは


頭の中にある大きなうつわに、何かが貯まっていて

それが溢れだすから


溢れだして壊れないように
僕は思いを文字にする



この世界で僕が僕でいるために


生きていくために





黒いベロアの毛布にくるまって
ひっそりと

2009/02/17 (Tue)

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