詩人:太一 | [投票][編集] |
随分とすれ違い
花火の前の電話
お互いイライラ
一緒に見たかった
なんてさ
今じゃ苦しい一言
言わないでよ
言わないでよ
泣きたくなるじゃない
都合が良いだけって
貴方が言ったじゃない
なんでそうやって
想わせるの
貴方の一言
もう
痛いしか感じない
だからね
もう時間だよ
貴方は愛しい人を選ばなきゃ
そうでしょう?
私じゃなくて
ずっと側にいた人を
誰よりも貴方に惹かれてる人
夏の夜空に咲く花火
貴方は愛しい人の隣で
見れましたか?
思い出のキーホルダー
捨ててしまって良いよ
あってはならないものだから
忘れてしまって
幸福は
他人の不幸の上には
成り立たないもの
どうか
貴方を愛する人を泣かせないで
振り向いて
手を握って
愛していると伝えてあげて
さようなら