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アイカの部屋


[139] 造花
詩人:アイカ [投票][編集]

まるで、この足は
水を吸わない
造花の様なんだ

通りかかった
道の左側

自動ドアの外れる音
それが不愉快で
それがとても
五月蝿くて

知らぬ間に
目がさめて
頭が冷えて
久しぶりの
曇った空を見た

意識が登ってから
気づく事が
ありすぎて
ありすぎて

今日は一体
何曜だった?
そんなもの
たいして必要じゃないか………

今は一体
何時だった?
そんな事
さして関係などないか………

まるで、この足は
水を吸わない
造花の様なんだ

2004/02/09 (Mon)

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