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アイカの部屋


[210] 眉毛のない子犬
詩人:アイカ [投票][編集]

幼き言葉

間違っているとも
気づかずに

とってつけたように
饒舌で
さも
全て見てきた的
思想

眉毛のない子犬は
お家へ
早く帰りなさい

否を認めること
できぬのなら
自分一人の
日記でも書いてな

うまく逃げた
つもりでも

実に格好が悪いわね

鼻で笑ってあげる
さげすんであげる

謝ることもせず
失礼だとも思わず

さも
自分は正しい的
思想

オカシな子犬も
居たもんだ

2004/04/11 (Sun)

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