私の体に
パクリと開いた
風穴の大きさは
いつになっても
変わらないのさ
一瞬縮んだ
様に見えて、実は
静かに
広がるばかり
追いつめられて
追いつめられて
出てくる
言葉があって
眠れなくて
眠れなくて
溢れてしまう
物があって
一瞬縮んだ
様に見えて、実は
ギシギシ
広がるばかり
最後は
広がりすぎて体が
まっぷたつに
ちぎれるんだろう
分かってるさ
そんなこと
なぐさめいくつ
求めれば
私は楽に
なれますか
同情いくつ
もらったら
私は楽に
なれますか
貴方の頬に
触れてみたい
嘘じゃない
貴方の様に
優しくなりたい
2004/04/20 (Tue)