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アイカの部屋


[32] 歩道橋
詩人:アイカ [投票][編集]

泣き叫ぶ事も
許されず

おそろしく静かな街を
私は何故か足元おぼつかず、
歩いているのです…………。

歩道橋から見る
夕暮れは
あまりにも綺麗すぎて、

私には
どう間違っても
似合わない

いつの日からか汚れてしまったのでしょう………。

いつの日からか忘れてしまったのでしょう………。

左手は死に急ぐ。
フェンスに手をかけ、
離そうとしないのです………

あぁ
離そうとしないのです……

2003/09/21 (Sun)

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