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アイカの部屋


[40] さらば君よ
詩人:アイカ [投票][編集]

辛いのです
辛いのです

他人に
迷惑をかけず
生き行くのは
困難で、

途方もない
空虚感を体で受けながら

目線、遠くをなぞり

さらば君よ。と…………

精一杯差し出した手のひらに落ちる雪を

数えて居ました

さらば君よ。と………

違う道を選んだ
背中を
いつまでも見ていました。

このまま夜になるのならば
それでいいのです。
その背中
残像が消えるまで………
この手のひら
君の温度消えるまで………。

2003/10/03 (Fri)

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