こんなにみすぼらしい私の指………貴方は愛していると泣いてくれた。狂いすぎて求めただけよ今はもう貴方など必要じゃないから。華で飾られた祭壇……いっそ蹴りあげて逃げ帰ってしまいたいわ……こんなに汚らしい私の瞳………。貴方は愛していると笑ってくれた。一瞬の暖かさ欲しただけよ。今はもう貴方など……要らない要らないのよ……近さを求めたってあの日のまま死んでしまったなら「もう死んでしまった」と言って欲しかったわ。
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