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アイカの部屋


[98] 黒い雪
詩人:アイカ [投票][編集]

あの日の雪は黒かったよ
手先は凍る冬の月

体に刻まれた
傷の数で
君の痛さが
分かるんだ。と
呟きながら
後ろから抱き締めて
離さないでいてくれたじゃない

あの日、
あの時、
貴方、いつか聞いた
唄のように
一瞬で消えてしまったから

あの日の雪は確に
黒かったよ

2003/12/11 (Thu)

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