詩人:タカG | [投票][編集] |
地球をむしばむ僕らは
文明の発達に喜ぶ愚か者だ
地球の悲鳴が
僕らには聞こえない‥
みんなの命を‥僕らの命を‥
守ってくれた地球を
僕らは‥
‥見捨てた。
自分たちの幸せの為に‥
生きる‥大地に生きる僕らはやがていなくなるだろう‥。
風に吹かれて‥雨にうたれて‥僕らの残骸はやがて消えるだろう‥。
僕らよりもずっと先に生きる地球よ‥どうか自然を枯らす事なかれ‥。
タカG
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今までの僕はとっても小さなつぼみで
きっと誰の目にも見えない
だけどその小さなつぼみは今までいろんな事を見てきた
さみしかった事
つらかった事
すべてつぼみに蓄えてきた
人知れず
そっと、静かに泣いた夜
僕の涙はつぼみをしめらせ
ゆっくりと花を咲かせる
音もなく
だけど力強く
小さな花びらはとっても小さくて
きっと誰の目にも見えないけど。
誇らしげに空に向かって一直線に咲いている
その花は「何があっても負けない、人に見せない強い正義感」をきっと持っている
だけど僕には‥
もう抜け殻となってしまった今の僕には‥
触るどころか
見ることすらできない‥
いつしか夜が明けて
僕はいなくなった‥
残された花は
見えないけど‥。
金色に輝くキレイな花なんだよ。
タカG
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春風にそっとゆれる
窓のカーテンと
僕の心
うわべだけなら
なんとでも言える
本当に愛していること
どう言えば
うまく伝わる?
好きな気持ちと
愛されたいと願う心
満たされない
つらいこと
いっぱいだね。
タカG
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ひとりでこの大きな舞台に立っている。
スポットライトを全身にあびて。
僕の心の言葉を
精一杯吐き出して
「生きている!
僕はいま生きている!」
今宵、観客席の拍手は終わらない。
タカG
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迫りくる毎日からそっと離れて
いつまでも、空を眺めていた。
太陽は僕に優しく
静かな水面をはねる魚
ふと、足元の石ころを拾い上げて
そっと僕は話しかける
『万物に命は宿る』
それが言いたくて
僕はいまここに立っている。
タカG
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山奥で小さく芽生えた
白い花
誰も知らくても
たくましく生きている
桜のように華やかではないけど‥
梅のように香りもしないけど‥
だけど、自分は自分。
ありのままでいいんじゃないか?
生きて、生きて‥
命が枯れるまで
タカG
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小さな頃に浮かべた僕の笹舟
波にゆらゆら
夢 希望 愛‥
いっぱいつまっていたよ。
人知れず朝まで泣いた夜には
「悲しみ」を‥
あいつに拳を振り下ろした夜には
「後悔」を‥
はじめて愛する人と過ごした夜には
「欲望」を‥
僕の笹舟は今、月明かりに照らされ
「清らかな心」をのせて‥
まだ咲かぬ桜を待てず
遠い航路をゆきます
タカG
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テレビの前で
かじりついてる僕は夜行虫
テレビの中で
見える歪んだ世界‥
現実が見えない‥
いつしか朝を迎える僕は
仕事うつつ‥
二次元の恋人‥
なにも語らず
ひと握りの札束‥
DVDの山
現実は怖いから‥
僕‥。
人にさらされ
生きられないから‥
待っている‥
誰かの愛
僕は夜行虫‥
いつかさなぎに
ならなきゃいけない。
タカG