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哀華の部屋  〜 「黒兎の耳元で」への投票コメント 〜

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アル その頃、ぼくは紙粘土でウサギやフクロウなど動物のダルマさんを作る事にハマっていた。「なんか作ってあげるよ、何がいい?」と尋ねると「黒いうさぎ」と彼女は応えた。テレビで見たうさぎの話を頻りにしていたのを覚えている。黒いうさぎは、何度か他の作品にも登場する。自己投影だったのか、彼女には強い思い入れがあったのだろう。結局、黒いうさぎのダルマさんは作れなかったし、彼女の手に渡ることもなかった。最後の2行にある「あの人」は当時付き合っていた彼氏の事ではないと思う。勿論、ぼくの事でもない。2011/02/07 (Mon) 23:29

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