切れてしまった
弦を
張り直すみたいに
やり直せる
そう信じていて
怒りにまかせて
走り出したは
いいけど
私の腕を
誰も掴んでは
くれなくて
どっかで
期待してた夜
後ろから
足音が聞こえて
左手を掴まれて
何やってんだ
アンタは
そう言葉足りなでも
言って欲しかったんだ
私の大きな
変化にさえ
誰も気づかなかった夜
私の後ろには
誰も何も
なかった夜
愛が欲しかった
温度が欲しかった
たまらなかった
さっき悲しすぎて
消えそうだったんだ
悲しすぎて
本当に
消えそうだったんだ
2004/12/16 (Thu)