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哀華の部屋


[111] 一人遊び
詩人:哀華 [投票][編集]

伝えてしまったら
きっともう終わるね
えぐり取った陰を
いつまでも体に
縛り付けて

忘れないよ

なんて
呟いてみる
そこに居たのは
両足を
動かそうとしない私

一人遊び
いつまでも影踏み

一人遊び
どこまでも影踏み

不安定な情緒で
君は苦笑いで
気にしないと
言い張るんだろう

壊れるくらいなら
最初から
築きたくはないんだ
君を傷つけたこと
一生背負えるほど
私は強くないから


私を許して
もう許してよ
お願い遊びしてんだ

いつまでも

2004/12/24 (Fri)

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