ホーム > 詩人の部屋 > 哀華の部屋 > 無感覚のその上

哀華の部屋


[188] 無感覚のその上
詩人:哀華 [投票][編集]

虚ろになる目
日増しに
壊れていく頭

考えるのは
もう嫌なんだ
苦しくてさ

歩くのも
もう嫌なんだ
悲しくてさ

繰り返し
またやって来たな
消えたい症候群

なんでもいいよ
どうせ何も
変わらないならさ


望んでるのは
無感覚のその上さ

何処にいるんだ
私は

そこに残るのは
焼け焦げた黒い影

誰なんだ
そこに居たのは

2005/06/05 (Sun)

前頁] [哀華の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -