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哀華の部屋


[21] 無責任と無関心
詩人:哀華 [投票][編集]

無責任な世界と
無関心な私に
降るものが

あるとするなら
あるとするなら

偽善の
そのまた先にある

大嘘つきの称号

よろしいんじゃない

素敵ソング
歌いたいだけ

よろしいんじゃない

夢見心地
漂いたいだけ

もう何も言わないで
車の中で
繋がろう

月明かりは
白い肌に照らされて
路傍の花をまた少し

明るくしようと
しただけさ

今聞こえたでしょ
頭の中の大声が

君がその手で

助けてくれないと
助けてくれないと

寂しくて
死んじゃうよ

君がその目で

見つけてくれないと
見つけてくれないと

悲しすぎて
消えちゃうよ

2004/06/09 (Wed)

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