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哀華の部屋


[34] 朝焼けの旅路
詩人:哀華 [投票][編集]

朝焼けの旅路を
我ら悲しんで
気づいたら
もう夏が来てた

君は
夢追い人のその後
死んだ時間が
生き返るのを
いつまでも
待っていて

迷いのその中で
謝罪の汽車を
なんとか
走らせてる

痛み流さずに
このまま居られたら
泣き叫ぶよりも
いくらかよかった


煙草の灰を
集めて空に投げた
こんな私と一緒に


真っ直ぐに立つ事
それが勇気ならば
そんなもの
要らないよ

真っ直ぐに笑う事
それが幸せならば
そんなもの
要らないよ


気づいたこと

私は私で
いつまでも

このままで………

2004/06/20 (Sun)

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