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哀華の部屋


[87] 澱みかかった物
詩人:哀華 [投票][編集]

机の上の
消し忘れた文字
澱みかかって
寂しがって

ベットに眠る私の
欠片を集めて
綺麗だねなんて
叩きつけた君

きっとずっと
いつまでも

月の陰から
逃げてた君

きっとずっと
いつまでも

私の陰から
逃げてた君

澱みかかって
泣きたがって

一つになりたがって
繋がれなくて

君は
君は
何思いながら

死んでいったのか

君は
私は
一つだったはずなのに

無くしていました
亡くしてしまいました

今日から普通に
戻ります

明日からきっと
そう思います

2004/11/08 (Mon)

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