逢った瞬間に心が落ち着く

他愛のない会話だけ

不意に絡める腕の温度

それだけでも

心は繋がる


話す事があり過ぎて
詰まる言葉が足りない俺


そんな事さえ意味のない事のように
そっと包み込む君の愛


言葉なんかいらない二人
言葉では表現できない愛


これが
相思相愛って言うんだね…

七夕の夜空

天の川が見えるかな

そんな期待を

一瞬で打ち砕く月の輝き


今年は満月だから見えないよ

その情報が電波で流されてた


ここじゃ見える訳ないか

そんな失望感すら掻き消す満月の輝き

夜なのに
こんなにもくっきりと
影を付ける

その宇宙の偉大さに
時を忘れる俺の瞳を奪う


遠い故郷の大切な人
みんな見てるかな

離れても
同じ月を見ていたら
繋がる気がした

みんな同じ空の下
生きているから

辛い時も
嬉しい時も
空を見よう


下を向いて生きてたくないから

大切な人とずっと
繋がっていたいから…

無知な若者よ

経験を自信に替え

深い大人になれ

俺が育った環境
今まで経験した事
心の奥の熱


こっちに来て話すと
「なんかドラマみたいだね」って

口を揃えて言われる


俺の故郷では

当たり前の事なのに…


今考えると
少しだけど、確実に何かが
ズレた世界に
確実に何かが欠けた世界に
独り
飛び込んで

狂わない訳無いよな

でも
その狂いを今は少しだけ
消化出来た気がする


これでまた一つ
成長出来たかな

強くなれたかな

成長してる実感は
確かにあるけど

退化してる気もする


子供と大人
自分の中の二人が
矛盾を生み出す

そんな事くらい
自覚してるさ


生きる意味が
まだわからないから

このドラマは
まだまだ
造り続けなくちゃいけない

自分が自分でいる為に

自分を見失わない為に…。

人は何故
解り合えないのだろうか。

小さなプライドで
互いに傷つけ合い
出会えた奇跡を無駄にする。

十人十色
人それぞれ
解り合うのは不可能。
でも独りでは生きてけない。
それくらい理解してる。


だからこそ
幾度も重ねた奇跡を
解り合える仲間と呼べる奴らを
大切にしたい。


一期一会。

一つ一つの出会いは
意味があると信じよう。

仲間と呼べた時
その奇跡が起きた時
自分にとって
それは
一生の宝になるから。

今まで弱い自分に甘えて
自分勝手に人を利用してた

自分に対する好意を踏みにじり

傷つけてた
そう気付いたんだ

いや、気付いてたけど
目を背けてた


誰かに頼らないと
生きていけない僕等


出会いと別れの中で
何かを失い
何かを手に入れる


その中で少しずつ成長して
強くなっていく


今まで傷つけた人
全てを打ち明けた

胸を張って生きたいから

それでも
「嫌いになれない」って
言ってくれた優しさ


出会いは全て無駄じゃない
だから別れの辛さを知っても
人は出会いを求めるんだな
これでいいんだよな
これでもう
誰も傷つける事ないから

胸を張って生きてく為に
自分を誇りに思い
輝いていたいから。

出会いは必然だ
自分が出会いたいから
出会えた
ただそれだけの事

いろんな人と出会い
いろんな事を考え
迷い抜いたからこそ
今の自分がいる

そして今の君がいる
ただそれだけ

人は成長し続ける生き物だ
自分に足りないものを
埋めようとして
無い物ねだりの
子供みたいに…

それでもいい
それがいいんだ
成長出来るから

一人なんかじゃない
故郷の仲間も
同じ傷を刻んだ大切な人も
今の仲間もいてくれる

そんな事は痛い程わかってる

でも孤独が怖いから
誰かといたいって
そう思うんだよ


自分は愚かな生き物で
気づけば孤独を恐れ
逃げていた

人の気持ちも考えず
弱さを隠すのが精一杯で
真っ直ぐ前を向けなかった

それに気付いて
今の自分がいるけど
きっとこれからも
不器用な生き方しか
できないだろうな


こんな愚かな自分を
全てさらけ出しても
それでも好きだと言ってくれる仲間を
大切にしよう

それは必然に
それが俺の生き方だから

水色の空

灰色の雲

建てかけの茶色いビルのてっぺんに

赤と白の巨大クレーン


なんてセンスのない街だ

嘘を重ねて
罪を重ねて
生きてた

でも人は
嘘なんかに頼らなくても
繋がっていけるんだね

本音をさらけ出した時
支えてくれた仲間達

カッコつけて
弱い自分を見せないように生きてた

いつからか
そんな上辺だけの自分に
嫌気がさし
周りの仲間を
しがらみと思ってた

少し離れて見たら
そのしがらみは
一つ一つ自分が紡いだ
大切な絆だった

これからも
絆を深めて増やしていこう

いつか笑える未来に
その絆が
ぶっとい縄になるまで…

ただ眠る為に薬漬け

副作用は数え切れず

いつも襲ってくる

なのにやめられない

薬が効いてきた時の

フラフラする感覚

病み付きになる


起きた後のけだるさも

副作用の酷さも

わかってるのに

また依存する

俺は弱い人間だ