詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
この瞳を奪う透明な雫
胸のざわめきを鎮める雨音
疲れた身体を優しく包む初秋の風
こんな夜
どんな感覚をメロディーに乗せようか
どんな君を想う感情で声を彩ろうか
流れる雲に心を乗せて
届け 君の元まで
例えるならば
あの時に
脆くて 砕けてしまったガラス細工の心も
君の命の灯に照らされるだけで
こんなにもキラキラ輝くんだ
忘れないでくれ
君が生きているから 俺がいる。。
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いつもより黒い空
街のネオンすらも勝らない優しい光
その圧倒的な存在感に瞬きすら忘れる夜
たとえば
君の心の闇を
そっと包む光になれたら
どんなに幸せだろうか
だから今でも
届かないって
解っていながら
また手を伸ばすんだ
あの光が欲しくて
君の光になりたくて。。
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どんな言葉が心に刺さっただろうか
どんな温もりが心を溶かしただろうか
どこまでも果てしない道が目の前に続いている
どんな気持ちでこれからを歩けばいい
どこに向かって歩けばいい
漆黒の天を仰いだ夜の始まり
噓とか真実とか
そんな事さえも無意味に思えた
凍える夜に誰が君の手を温める?
誰が同じ温もりで抱きしめてくれる?
答えもないまま
このまま消える様に眠るだけ
明日を繋いで
君を繋いでいたい。
眠らない夜の始まりに
孤独な独りの終わりに。
世界はどこまでも回り続ける。
俺の知らない場所まで
君を乗せて。
永遠の約束なんかいらなかった
ただ
今夜を埋めたかったんだ。
美しく街を彩るネオン
吐き出した白い溜め息
知らなかった
涙で滲んだ景色が
こんなにもキラキラ輝くなんて・・・。
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迷いを振り払えたらどこへ行こうか
あの日に見た光はどこか遠くに消え失せて
影も見えない暗闇で身を潜めていた
いつかは希望が差し込むことを
ただ傍観しながら待っていた
いつか消えてしまうモノならいらないと
全てを拒絶したのは俺の方だった
どうして見えないモノは
こんなにも美しいんだろう
本当の裏側を見ようとする癖が出た時は
少しだけ目を細めるんだ
それだけで ほら
景色が滲んで綺麗に映るんだよ
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愛してるだなんて
その程度の言葉で
全てを飾ろうとしても
瞳で見抜く事など容易いんだよ
満足したいなら
もっと本気を出してみろよ
お前が壊れるくらい乱れたなら
二度と目覚めないような
夢を見せてやる
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記憶を呼び起こす残された文字達
ただの活字に想いを込めていたあの頃
一つ一つを大切に
君を感じていたかった
繋がっていたかったんだ
俺は君に
何を伝えられたかな・・・
離れていく心と
交わる事のない身体は
いつからすれ違っただろうか
溢れる想いすら言葉に出来ず
ただ時間が引き裂いていった二人の関係
あの時
君の寂しさに気付けていたなら
もう一度手を取り合って
笑い合えていただろうか。
今となっては全てが儚い思い出
きっとこれからも
君を消す事なんて出来やしないから
願わくば
もう一度・・・なんて
都合のいい笑い話だね
どうか
君が幸せでありますように・・・。
送れなかった返事の代わりに
ここから祈りを贈ります。
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燃えゆる太陽
激しく脈打つ鼓動に
裏切りと嘘がざわめく
月の光に照らし出されし
儚き想いは
夜の隙間に埋もれ行く
貴方の面影を探して
今もここに立ち尽くしたまま
明日へと続く扉の前
膝を抱えている
君は
その綺麗な瞳に
何を映してきたのだろうか
呆れるくらいに
今よりも もっと
愛を注げていたなら
きっと君を
近くに感じていられた
かじかんだ指先
針の様に突き刺す夜
渇いた唇を舐める様に
渇いた心が愛情を求めていた
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切なさ 無力感 憤り
こんな事を感じる夜に
誰が傍にいてくれるだろうか
華やいだ場面なのに
全てがモノクロに見えた気がした
かじかんだ手をさすりながら
この手は何を掴んできたのだろうか
そんな事を考えていた
必要な時に
そこにないモノ
所詮モノはモノでしかないと
諦められたら
少しは楽になれるのかな
諦めは絶望しか生まない
そんなのは初めから求めてない
解っているんだ
自分の精神は自分でしか操れない
だからこそ
眠らない夜は
いつもそう
自分を彷徨ったまま
希望を求め
極彩色の明日を探すんだ。