どんなに離れても

この心と身体は

君を忘れてはくれない。


苦しくて切なくて

ここに綴った言の葉は

力無く

ただ消えてゆくだけ。


最後に君が残した

滲む景色と

消えない温もりだけが

僕の心の

癒えない傷を

えぐり続ける。





　

さよなら さよなら





君を愛してた





さよなら さよなら





忘れやしないよ





さよなら さよなら






たった一人愛した君へ





さよなら さよなら





さよなら…



　

もう期待なんてしない




傷つくのが怖いから





そんな時



予期せぬ朗報




悔しいけど




期待せずにはいられない自分がいた







もうすぐ俺は







風になる

癒されたい時




癒されはしなかった




極限に疲れた身体は




途方にくれた




心を持たぬまま




ふらふらとさ迷い歩く




心がないはずの瞳には




涙が溢れていた



　

君が涙に変えるもの


痛み

苦しみ

喜び




いろんな涙があるけど


これから先




君が頬に流すのは



優しさに満たされた




喜びの涙で
ありますように…




　

失くしたくないものは

大切にすればするほど

失くしやすく


絆ってのは

どんなに時間をかけ

硬くに紡いでも

簡単にほどける




大切なものを

壊してしまうのは簡単で

作り上げて行くほうが

ずっと、ずっと

難しいんだって

わかったよ…




　

死にてぇ奴は死ねばいい




もし


本当に死んだら赤マル付けてやるよ





でも、もし


辛くても前見て生きるってぇなら





てめぇはハナマルだっ！




　

全て他人事

全く興味をそそらない

口癖になった台詞

「どうでもいい…」





冷めたこの瞳は


吐き気がする程



醜いモノしか



写さなかった




とどめをさされた心は

音をたてて

崩れ落ちていた…



　

こんなに

愛しているのに




こんな

汚れた手じゃ



君を

抱きしめる事さえ

できなかった






涙を連れて来たのは

切なさに

痛む胸と

苦しげに

吐き出す

吐息






ここに来て今

涙は枯れないって

気付いたよ…




　

今は
どんなに
苦しくても
倒れちゃいけない




ここで
倒れる訳にはいかないんだ


アイツとの約束
守るんだ



まだ見ぬ世界が
俺を待ってるから






俺は
絶対負けない！