詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
自由が欲しくて
両の手を広げた あの頃
いつからだろうか
見えない鎖に繋がれ
身動き出来ない程に
重く感じたのは
大人になるって事は
全てが手に入る
そんな気がしてた 幼い頃
大人になった今はもう
羽は無くなっていた
成れの果てにのしかかる重低色の空
弾けた感情
今でも まだ
微かな希望を胸に抱いて
その日差しに手を伸ばしてる
そして もう一度
両の手を広げ
変わらない世界を見下ろしたまま
瞳を伏せたならば
あの空に 届きそうな 気がしていた。
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生きてることが苦痛だと
そう感じる時もあるだろ
辛くて苦しい
みんな同じなんだ
必死に今を生きてる
いつか笑えるその時の為に
いつか君を抱きしめる為に。
抱きしめる強さで想いを伝えられたら
きっと俺は
君を殺してしまう。
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どんな言葉で君を癒そうか
どんな温もりで君を包もうか
この体と心で
どれだけ想いを
届けることが出来るだろうか
どこまで君を
感じることが出来るだろうか
やり切れず
もどかしい夜の隙間に
少しでもいい
君の温もりを
感じていたいんだ
離れてしまう前に
届かなくなってしまう
その前に・・・。
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初めからわかってた
深い心 見せないままで
惹かれたなんて
笑わせるな
そんな 簡単な愛なんか
求めちゃいないんだよ
1番困る質問をしてやろうか
お前は俺の何を知ってんだよ
何一つ知ろうともしないで
『愛してる』なんて
言わないでくれ
欝陶しい
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誰も入って来ないでくれ
土足で乱さないでくれ
傷をえぐらないでくれ
愛さないでくれ
割れそうなんだ
壊れそうなんだ
一人にしないでくれ
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季節の温もりを感じる
透き通った夜
月の光が照らし出した影
もたれ掛かる疲れた身体
果てしない絶望の中で
一瞬の煌めきを見せた希望
目眩がする程に眩し過ぎて
瞳を伏せた瞬間に消え失せていた。
振り返る過去と
見えない未来の狭間で
今の自分に何が出来るだろうか。
何かを手に入れる事で
何かを失う
その中でこれから
何を感じる事が出来るだろうか。
凍った心を引き連れて
重ねた罪を背負って
自分のままで
どこまで行けるだろうか。