詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
どれだけ涙を溜めれば海になるの?
それは繰り返す醜い記憶
どれだけ血を流せば海になるの?
きっと一人じゃ赤い水溜りが精一杯だね
透明に落とした赤い命の雫は混ざり合い
綺麗な薄紅になったけど 水に流した
波の音が心地良いのは
全てをさらって眠りを囁くからだろう
優しいあの海が
今もまだ待ってくれてるから
壊れた体で会いに行くよ
多分
傷口に浸みるんだろうけど
優しく包み込んでくれるから
今すぐあなたに逢いたい。
詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
『人』っていう文字は
支え合って出来てる
だけど片方だけ支え続けてたら
いつかはその重みに潰されて
『一』人になるんだよ
解ってたはずだよね
壊れたモノは治せない
捨てたものは見つからない
解ってたはずだよ。
詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
また誰かが死んで目が覚める
吐き出した血の味に吐き気がする
美しい程のそれは真紅だった
時間が経過すればどす黒くなるのに
まるで綺麗に降り積もった雪が
溶けた後の様な醜さよ
無意味な人の世
この身が朽ち果てる時に
欠片も全て飲み込み
壊すなら全力で
意識ごと奪ってくれ。
詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
人の温もりを忘れてしまったこの体は
凍えて震えている。
『大丈夫』って抱きしめてくれたら...
なんてな
そんな叶わぬ願いは
夜明けと共に
消えて行くんだ。
残り少ない時間を
大切にしたかったから。
ありがと
いつも優しい声で歌ってくれた
君の事は忘れないよ。
詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
誰かの為に何かをするのが愛なら
そこらに転がってるさ
寂しくなったら
探してごらん
何度も繰り返された『さよなら』が
ただただ…哀しかった…
もう届かないなら
何も響かないなら
君の中の俺を殺していい
これ以上食い込む前に
思い出になる前に
俺も殺すから
君を殺すから…
詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
生と死
善と悪
光と影
愛と憎しみ
それはコインの表と裏の様に
決して剥がせない真実
最悪な今なら
いっそ全部ひっくり返してみればいい
最悪の裏側を見に行こうよ。
詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
冷めた心に温もりを
衰えた体に鞭を打って
もう一度立ち上がるんだ
守りたいモノがある
笑って欲しい人がいる
その為に
俺はもう一度
強くなる。
詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
この唇から漏らす言葉
この体の行動と仕草
この魂の精神と意思
全てに意味がある
聞く耳持たずに
理解したつもりか?
笑わせるな
自我すら保てない奴には
到底理解不能
無駄な事はしない主義なんだよ
この心は聖域
誰にも触れさせはしない
全て失ってから
自分の愚かさを
思い知るがいい。