詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
眠れない夜が
こんなにも重く息苦しい事
誰も知らないだろ
思考回路の迷路に迷い込む
止まらない連鎖
終わらない螺旋
本当に欲しかったのはその心
純粋な愛情
体なんかじゃない。
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受話器から漏れる愛しい笑い声
瞳を閉じれば
君が隣にいるような気がした
俺の声は届いているだろうか
君が隣にいてくれたら
多分
子供のように眠れるんだろうな
今を当たり前だと思わないでくれるか
もう 時間がない...
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あなたは強いですね
アスファルトに覆われて
息苦しくありませんか?
大地に耳を押し当てると
あなたの呼吸が聞こえました
こんなにも美しく
こんなにも輝いている
愚かな人間をお許し下さい
あなたの命の中で
瞬き一回程の人の命
その一瞬がやたらと長く感じます
その終わりが来たら
土に還りたい
優しいあなたに溶けて
一つになりたい
そんな愚かな私を
お許し下さい
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冷静?クール?
君達にはそう見えるんだね
本当は
感情を失くしただけなのに
誰も気付かない
気にも止めない
心に穴が空いたあの時から
涙を流す事すら出来なくなったんだよ
泣けるだけまだマシなんじゃないの?
泣ける場所があるなら
それは幸せな事だよ
俺にはない幸せな場所なんだよ
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夜の街を一人歩く
闇が世界をモノクロに変えている
突き刺すような冷たい風
見上げた星のない空
音のないこんな夜はいつも
この瞳に映るモノ全てが
滲んで見えるんだ...
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吐き出す言葉に命を宿す
大切に
大切に
嘘をついたなら
この口から出た言葉が全て偽りになるから
そんなの悲し過ぎる
誰かの心に届くように
優しい粉雪が降り積もるように
一つ一つの言葉に命を込める
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人の好意を一瞬で踏みにじる
まるで存在自体を否定してるような
愛を受けた事のない者は
些細な優しさで
救われる
愛されるのが当たり前だと思う者は
その優しささえ
蹴散らす
あんた
愛される事に慣れてやしないか?
勘違いにも限度があるよ
そんなんじゃ
幸せになんてなれやしない
掛け替えのないもの
尊いものに
気づけないなら
幸せ慣れしたあんたは
不幸だよ
『誰も救えない』
たった一言で思い知らされた
好きにしな
胸に突き刺さった言葉
君にもう優しさはあげない
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澄み渡る空に
白い息を浮かべて
誰にも言えない想いを
吐き出した
浮かんでは
すぐに消えるその白は
胸の痛みは消してくれかった
一人震える体
かじかんだ指先
もう感覚もない
周りを見渡せば
眩し過ぎて
余計窮屈になるんだよ
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一瞬かけた魔法
全身の力が抜けてゆく
暗闇の中で揺れる
蝋燭の炎のように
酷く頼りなく
溢れ出す
短い夜と浅い眠り
無力なくせに
夢の淵で戦ってるのは
いつも自分独りさ…