詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
光の蛇が反射する
舐めるように絡み付く煙
いつか言われた言葉
『無理に笑わなくていいから』
その優しさの裏側を知った
不細工な祝福に
少しだけ笑えた
上辺だけの言葉なら
いらない
心がこもった
温もりだけでいい
優しく撫でる細い髪
足を絡めて温もりを感じた
それだけでいい
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幻覚か悪夢か
区別のつかない程
鮮明で生臭い
額から流れる赤
汗が流れるのと同じ感覚
白い目の人達が嫌い
癒される訳ないだろ
独りよがりの欲望は
人を傷つけるだけ
半端な優しさも
胸をえぐるんだよ
寒くていい
一人でいい
楽になりたい
痛いのは
もう嫌なんだ
嫌いなんだよ
怖いんだよ
人が
自分が…
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鏡に映る醜い自分
それよりも
もっと醜い精神も映し出す
心って何処にあるの?
頭の中か
胸の中か
魂そのものか
どんなに探しても
見つからないんだよ
置いて来たのか
無くしたのか
壊れたのか
多分壊れてしまったんだろう
修理しないと
修理しないと
修理しないと
全部壊したくなるから
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いつからだろうか
造り笑いが上手くなったのは…
いつからだろうか
自分を押し殺す事が当たり前になったのは…
いつからだろうか
他人の愛がエゴだと感じ出したのは…
いつからだろうか
生きてる気がしなくなったのは…
いつからだろうか
孤独を寂しいと思わなくなったのは…
それでも
今にも消えそうな
微かに燻る希望を抱いて
バラバラ砕けた心のカケラを
捜して生きてく…
また笑える日まで
何も見えない暗い部屋で
今は一人で居たいんだ…
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降り止まない雨
傘を叩く音が好き
投げ捨てた傘
体を叩く音も良いものだ
ずぶ濡れの体と引き換えに
心の雲を洗い流してくれる様に
きっと流れてるはずの
心の涙も
隠してくれるから...