詩人:BattlE HearT | [投票][得票][編集] |
凍えそうな冷たい夜風が
冬の気配を感じさせる
冷めた心一つ
身体に繋ぐ
ステレオが歌うLove song
傾けた耳が胸を絞める
家路につく疲れた身体
流れるBGMが涙を誘う
昔誰かが言ってた台詞
「君は一人じゃないから」
それならなんで
あんたは傍にいないの?
期待は裏切られるものだ
夜はいつも孤独に襲われ
逃げるように空を仰いだ
帰る場所なんて
どこにもないと
気付き始める
自分でも同情するくらいに
重傷で
笑えた
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