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BattlE HearTの部屋


[265] 最後の涙
詩人:BattlE HearT [投票][得票][編集]

夢に向かって
全てを置いてきた。

一人でも生きていけると
根拠のない自信があった。

だけど
一人になって初めて
本当の孤独の怖さを知った。

そして
今までたくさんの愛に包まれていた事に
やっと気付いた。

堪えきれず
涙が溢れた。

足早に歩く人達に
気付かれないように
声を殺した。

顔を上げると
寄り添うカップルが
悔しいくらい
幸せそうに笑っていた。

いつか僕も笑えるだろうか。

きっと本当に辛いのは
これからだ。と
覚悟を決める。

これが最後の涙にすると
星のない空を見上げ
胸に手を当て誓うよ。

2007/08/25 (Sat)

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