詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
こんなちっぽけな世界に
何者でもない自分がいた。
躓いて 傷ついて
人知れず涙流した。
夢の扉を見上げて
手を伸ばした あの頃
いつしか力尽きて
垂れ下がる
無力でからっぽの掌を
見ていた。
笑う事も忘れ
ただ過ぎる時間に
背を向けた。
必死に掴んだ未来の地図は
砂になり
指の隙間を流れた。
暗闇で何も見えない。
光も消えた。
盲目の中
このまま
さまよい続ける…。
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