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BattlE HearTの部屋


[468] 軌跡
詩人:BattlE HearT [投票][編集]

また夜が来る

正確に刻む様に

時間は止まる事を知らない

確かに感じたはずの温もりは

感覚も残さないまま

いつの間にか消えていた

今の俺には眩し過ぎる光が

一筋 舞い込んだ朝

それはいつまでも

消えないと信じた

希望を夢見て

息が切れるまで走った

ふと気付けば

自分がどこにいるかもわからなくなってた

疲れ果て 立ち止まり見上げた空

この瞳に映る満天の星が

呼吸さえ忘れる程に 時を止めた

このまま瞳を伏せれば

込み上げる想いが溢れるから

一息ついたらまた駆けよう

遠く遠く 微かに見えるあの光まで

決して振り向かないで

ただ前だけを見て

きっと辿り着いた時に見る軌跡は

虹色に輝いてる。


2011/05/06 (Fri)

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