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八朔の部屋


[7] 好奇心
詩人:八朔 [投票][編集]

眼球の中身は住居内の砂漠
違和感、棒立ち

色を、声を、感触を、
取り入れたくて
赤のさざ波の絨毯をめくった

手に入ったのは熱でなく
透き通る青色
体内を走る戦車

冷たい鉄はとうとう僕を撃ち
視覚的にこちら側を巡る

刺はやがて焼酎の熱さに似た声の耳鳴り
錆びた鉄が金属でしかないことを知った

2007/01/18 (Thu)

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