未知を訪ねた今日も
ゆっくりと、けれどしっかりと
歩いても歩いても
暗がりを照らすライトは
そっぽを向く

花は軽やかに
僕には真似できないような
季節を運んでる
ゆっくりと、けれどしっかりと
紡いでも紡いでも
指先に点るライトが
少しふるえた

僕は弱さを知って
つまずくことを恐れながら
また新しい世界を
冒険している気分でいる
役立たずな地図も
絵画を旅する花も
やはり、奇跡的
僕はすべてに憧れを抱いてる

彼は、
涙することで
正当化しようとしたのかもしれない
サヨナラの言葉は
いつでも空気を読めない

粋だと思えた挨拶も
運命も
儚く切ないものを謳うの？
今は想い出の数だけ
泣けてしまうんだね

遠く美しい背中を
"抱きしめたい？"
"愛を隠したくない？"
答えは封じ込めたほうが
歩きだせるはず
追いかけて傷つくよりは

彼はもう、
洒落た速さで何処かへ

愛情の真似事が好きで
眠りを忘れて色三昧
だれかあいつをとめたげな
今夜も知らない輩が
星になる

指をくわえて
ねだってる
バターになるまで交ぜられても
失うことに興味津津で
薪をくべるだけなのにさ

濡れる
回るような抜き差しが
キスより意味を成さなくて

きっと炎を見つけてしまう
いずれ鏡が怖くなり
その頬を濡らすときがくるよ

joli それは愛の証

君と僕をつなぐ糸
ときどきとてもセクシー
そして甘くて
やっぱり甘くてさ

素敵な糸で愛しさ
確かめあえればいいよね
僕のフォーク
舐めて・舐めて…
君の舌で糸をまいて

joli それは愛の証

たまにはキスして
砂糖のような甘さあげる

僕をほどくような
君のやさしさに
つながるような糸
sucre file
好きさ・好きさ…

なんだか突然すぎて
泣いたりもできなくて
僕にできるすべてのことが
今とても頼りない

綺麗なものほど
儚くて悲しいものなんだ
君の言葉を思いだして
汚い字で鳥を創ってみた

君は季節のように
何も言わず去るんだね
まるで季節のように
待ち遠しさを
僕の心に残して

愛は鳥
ためらいがあっても
さよならは言ってほしかった
想い出の数だけ少し悔しい

愛は鳥
風にのって
羽ばたいていけ、どこへでも
どうか季節を越えて

眠れないI amひとり
ホットミルクにハチミツ溶かす
何かを気取ってるみたいで
気持ち悪いね

あぁ、眠れやしないよ
どうしたって

ねぇ、君は
少しでもいいから
会いたいと思わないの？

答えを待っていたら
この心は冷めちゃうかも
"なんてね"
温かいうちに
oh，my honey...I amひとり
その心だけは
冷めないで

眠れないAM2:00
冷めたミルク
ため息だけ溶けた

憧れの
キスマーク
夕闇のサテライト

茂みの中の情事
無くしかけてる常識

今日あった
いやなこと
明日に持ち越さないように
少し飲んでしまえ

酒に紛れて
ただ、効いてくれよ
痺れる苦味が
あの夏の後味のようで


憧れた
キスマーク
誘惑のムーンライト

茂みの中は不祥事
無くしかけたよ感情

赤く熟れた果実
この胸を支配する
手を伸ばして
囓りつけば
甘い蜜毒

染みわたる切ないテイスト
いま始まる恋の苦しみ
想いはまた実り
色づく

独りじゃ恋はできない
独りじゃ生きてはいけない
独りじゃなきゃ
泣けない

染みわたる切ないテイスト
いま始まる恋の苦しみ
想いはまた実り
色づく
何を願うのか 手を伸ばす

こんなものじゃ
死にきれない
(白雪姫ではないから？)
誰にも愛されない
美しくはないからね

さらに
染みわたる切ないテイスト
まだ終わらぬ恋の苦しみ
想いはまた実り
色づく

"そばにいる"
君がくれた一瞬を
僕は永遠抱きしめるの？
わけもわからないまま
時は流れていくね
なんて悲しいことだか…

忘れないくらい
罪にはならないでしょう
追いかけたりはしない
だって僕は
もう影みたいなもの
来やしない実りを待ってみる

"そばにいる"
それってすごく無敵だったのに
君は美しい少年だね
背中も見えなかったよ
どんなにか僕を強くしてくれてたか

さよならなんて
何百回も言ってきた言葉
くだらないこともあるって
僕は知ってるけど
あの優しさを恨んでしまわぬように
幸せな詩でもうたうよ

あたしの為なら死ねる？

そんな質問
浅はかすぎるよ
答えはひとつ
NOだけ

だって僕がYESと
言ったなら
じゃあ死んでみて
とか言うんでしょう？

そして死んだら
君は泣くでしょう？
そうじゃないとしても
グチる相手が
居ないと、それもまた
寂しいでしょう？

そしたら
僕も成仏なんて
出来っこないし
だから死ねません

君の為ならなおのこと
死ねないよ

そう、だから
答えはNOだけ
君の為なら死ねない