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白茹たまの部屋


[38] 仮面舞踏会
詩人:白茹たま [投票][編集]

仮面で隠せ
自分であることを隠せ
仮面舞踏会 踊る俺たちは
自分であって自分でない
仮初めの恋には堕ちぬように

なんて

俺は掟を破ってしまった
嗚呼 仮初めの恋
君の素顔が見たいんだ
仮面の下 君の素顔
優しく髪撫でても
君は静かに首を振るだけ
好きだ
好きなんだ
優しく抱きしめる
拒まれる
あは は
君は真面目だ
また優しく抱きしめる
また拒まれる
いつになったら愛してくれる?

今日もまた
手を合わせ 仮面舞踏会

2009/12/07 (Mon)

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