詩人:白茹たま | [投票][編集] |
強がったぶん
影で泣いたぶん
あたしは心に
"強がり"を積んだ
たくさん積んだら
不格好な塔になった
壊すのが怖くて
心の真ん中に
いつの間にか
見上げるほどの大きさ
まだ触れられずにいるよ
ただただ
強がって 泣いて 積んで
強がって 泣いて 積んで
その繰り返し
壊したいよ すべて
こんな塔 要らないのにさ
あたしは臆病者で
そんなこともできない
だけど
積んでいると 落ち着くんだ
ほら あたしはこんなにも
辛いんです 泣いたんです
みんなに伝わるかな
いつか
自然に笑える日が
そんな日が来たら
あたし 壊すから
それまではあたしの心に
強がりの塔を