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白茹たまの部屋


[83] ひとり
詩人:白茹たま [投票][編集]


ひとりが好き なんて
それは嘘

他人と そして自分についた
それは嘘

寂しいなんて言えない
天邪鬼だと笑えばいい
「ひとりが好きだから」
それは ただの強がりだって
気づいてたんだ
ひとりぼっちに傷ついた
過去の自分と
これからの自分
護るためについた嘘

「ひとりが好き」
そうなれば 寂しくない
「ひとりは苦じゃない」
そうなれば そんな理想

私はこれからも嘘をつく
自分を 護るための
小さな嘘。

2010/03/27 (Sat)

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