詩人:tamagawa | [投票][編集] |
君を想えば想う程に嫉妬していく。どう足掻いても越えれない壁だとも解っている。
君の愛を少しばかり貰ったからといって、君を包む愛のほんの一欠片をすくえただけなのも、理解している。
どれだけ僕の想いが負けていないよと伝えたところで、僕が君を包み、君に包まれる事はないんだろうと、想う程に僕の胸に突き刺さる。
なぜもう少し、なぜもっと早く、君に出逢えなかったんだろうと、悔しくて死んでしまいそうになる。
そんな事を考えてもどうにもならないのに、考え出すと止まらなくなる。
一度で良い、一度でも良いから、神様チャンスを下さい。
お願いします。一度でも良いから。
でもその一度すらないんだろう。君が好きになり、信頼を置くくらいの彼なんだから。
僕の大好きな君が選んだ人、「裏切れない、こんな人は他に現れない。」と、君に言わせるような人。きっと素敵な人だから。
そんなチャンスは巡って来ない。
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