詩人:tea | [投票][編集] |
言いたいことも言えないまま、
大人になっていった
伝えたい言葉も失って、
また意味もなく、叫んでいる
創り出された感情が、
心の中に渦まいて
訳の わからぬまま笑って
流されるままに生きていく
縛られている、生活は
いつも変わらないままで
窓から眺めた景色だけ
色づいて、変わっていく
夢の中で見た景色は、
薄汚い現実で
綺麗なものなど
どこにもなかった
感じてきたこと全てが
嘘に思えて
募らせてきた想いが全て
無駄だと呟いた
誰の為に奏でる?
誰の為に鳴らしているのか?
教えてよ誰か側で
誰の為にいきていくのか
思いもみたされぬまま
大人になっていった
声も枯れ果ていづれやってくる
その時をただ待っている
声も聴こえないままで
何のために奏でる?
何のために鳴らしているのか?
教えてよだれか側で
何のために生きていくのか
また夢を見て暮らす
独りよがりになりながら
信じられることなどない
創り出していく
自分の道を