詩人:あまち | [投票][得票][編集] |
ある冬の朝に
珍しく早く起きてきたので
いそいそと暖房とテレビをつけ
部屋が温もるのを待ったのです
・・・・・
確かに今俺は
こうして起きてきているのだ
だが一体何だこの静けさは
本当に俺は昨日から
抜け出すことができたのか
はたして?
いやいや
水を飲もう
どうも外はいまだに真っ暗だ
それなのにどうだろう
テレビが何か言っている
今遠くで犬が吠えた
今は何時だろうか
暖房はついているか?
なかなか暖まらないものだ
水は?
おや
どこかで事故があったのか?
しかしそれにしても
起きることとは理不尽なことだ
今は朝か?
時計はそこにある
烏?
1000年前?
真っ暗な真夜中?
とても寒い?
俺?
昨夜未明?
ノンレム睡眠?
どうも俺は
何かに殺されてしまいそうだ
何かに殺されてしまいそうだ