詩人:もうつあると | [投票][編集] |
ホンは
サムイ夜の
アタタカイ部屋で
キイコキイコと
アシの湾曲したイスに
ユラレナガラ
ヨムもの
キイコキイコ
暖炉も燃えつき
やがて雪の夜
キイコキイコも
もうオヤスミなの
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世界の終わりの夢を見た
人間は何で滅亡したか
核兵器か
それとも生物兵器か
いやどちらも
絶望という感染の前では
小さすぎる
本当に人間を殺すのは
絶望
自称無神論者たちよ
信じていないものたちが
どれだけ神仏を拝んでいるか
知っているか
信じないものこそ
ほんとうに信じるもの
無意識の信仰者を
国際社会は
無神論者と揶揄する
山にいるものは
自分が山にいると
知らない
それだけだ
ただ
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本当に
あの人は最低な男
ろくにメールもくれないし
いつも多忙を理由に
すぐ帰っちゃうし
背も小さいし
苦労顔だし
馬鹿だし
自分勝手で
けちだし
本当に
あんな最低な男
ほかの相手なんか
絶対に見つけられない
絶対に
だから
僕に感謝するんだね
僕に
あきらめなよ
あんたみたいな最低な男が
好きな自分が
にくいけど
好きなんだから
好きなんだから
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すすき
すすき
セイダカアワダチソウ
せいだかあわだちそう
せいだかあわだちそう
すすき
せいだかあわだちそう
せいたかあわだちそう
せいたかあわだちそう
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ろうそくの
ゆらゆらとした
火が
今日はいくつ消えたか
誰かに吹き消されたものもあれば
吹き消されたものもある
風で消えたものもあれば
芯を最後まで使ったものもある
いろいろな消え方が
ある