喧騒を抜け肩越しに聞こえる声に耳を塞ぎ差し出される手を振り切り何処へ行くの何処へ行くのさ一人もたまにゃいい所詮一人じゃ生きていけない弱いモンだよ人なんて一つ一つの存在なんて本当の孤独は何もない生きてる感覚さえ奪う意味を成さない泣いても笑っても伝える先が無いんだから森の中行き先も分からなくても抜け出せる明るい方に進のさ向かっていくんだ避けないで耳につく雑音にも聞こえないふりしないで聞こうよ見よう生きているから
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