痛いと言っても解って貰えなかったので痛いという感覚をぶった切って痛覚を麻痺させてしまった 苦しいと言ってもそんな事ぐらいでとあしらわれてしまうので苦しい時は息を止める事にした 死にたいというと誰にも迷惑をかけないように死ねと言うので考えても考えてもそんな方法は思いつかず呆けて暮らす事にした そんなこんなで今の僕の日常はぼやけた絵の具のように境界線がないのです
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