詩人:桜流華 | [投票][編集] |
人は傷を負って生きる。
人は傷を付け生きる。
何も見えないからこそ傷を付ける。
そして癒しを求める。
傷を付け、傷付いて尚人を求める。
けれど私は求めない。たとえ大地が揺らいでも。
けれど私は求めない。だから尚傷付いて行くコトを知りながら───────
詩人:桜流華 | [投票][編集] |
溶ける様な甘い唇付けを交わした。
心身が熱を帯びて行く。
絡み合い交差する。
ただ熱を求めて。
人は愛を知る。
人は闇を知る。
その奥に潜むモノは?
君は何を知る。
僕は何を知る。
ただ温もりに縋って。
熱を帯びて、絡ませ合って、
ただ哀しみに暮れる。