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yumiの部屋


[8] 阿弥陀仏
詩人:yumi [投票][編集]

寂びれたマンションに独り
取り残されて夢の中で独り
戯れ遊ぶ花畑を見て独り
物思わず吐息を漏らす

あんたはアタシを置いて逝った
夢に迄見なかった バッドエンド

熱は四拾度近く
汗は首筋を伝い堕ち
苦し紛れに唸る言葉は
「だうかとくと迎えに参つて」

御伽噺のような
優艶極楽寺のような
和の響きを持って
私は願うの

早く殺して
阿弥陀仏[マイダーリン]

2005/01/30 (Sun)

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