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十六夜月の部屋


[1] 見上げれば
詩人:十六夜月 [投票][編集]

幾つもの階段を上って
ふと見上げれば小さな空
幾つもの苦難を乗り越えたつもりが
掴みたい物はまだまだ先で
この腕さえちっぽけに見えてくる
幾ら上っても辿り着かない目的地に
嫌気がさして諦めても
あの時の一歩は遠くに行ってしまって
帰るには惜しくて
結局はまた大空を見上げる
その繰り返しで
何時かちっぽけな自分が大空を掴むことを望む
ペンキで染めた空でなく
ありのままの大空を

2005/09/30 (Fri)

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