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夕凪の部屋  〜 新着順表示 〜


[159] 勇気と覚悟
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 抱き締める事も

 手放す事も






 相手の幸せを

 願う

 尊い気持ちなら






 そこに在るのは

 確かな覚悟と

 大切な勇気 ─‥。








2012/02/23 (Thu)

[158] 雨音に包まれて ─‥
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 窓の外から
 激しく
 打ち付ける

 雨粒の音は




 不思議と
 安堵をもたらし

 安らぐのです ─‥








 情熱は
 眠りに就き


 ただ
 心の静寂に

 膝を抱え

 耳を傾ける ‥








 雨の夜更け

 止まぬ優しい
 慰めの滴 ‥








 閉ざされた
 時間の中


 ひっそりと
 涙を流し






 その音に

 深く
 包まれるのです ─‥。








2012/02/23 (Thu)

[157] 心の振り子を揺らしてごらん
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 心の振り子を

 そっと
 揺らしてごらん ‥






 軽く 触れる
 だけで


 ほら ‥






 君の今が

 彩り出すよ ─‥






 君の未来が

 変わっていくよ ─‥








 春は もう
 すぐそこに ─‥




 新しい君が

 手招いてる ─‥








 心の振り子を
 揺らしてごらん ‥






 桜の開花を
 見上げる様に ‥




 共に笑顔を

 探しに行こう ─‥。








2012/02/23 (Thu)

[156] 凛と咲く花の様に ─‥
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 苦しみに
 哀しみに


 幾度
 踏まれても
 汚れても






 強い雨風に
 さらされ


 陽の光さえ
 届かぬ


 深い闇に
 閉ざされ
 ようとも








 この命
 息絶えぬ限り


 私は咲いて
 見せるのです ─‥








 渇いた地を
 潤す程の


 勇気を貫き






 花弁を拡げ

 謳うのです ─‥。








2012/02/22 (Wed)

[155] 静翔
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 たとえ
 その心が


 僅かに
 凪ぐ事さえ
 なくとも




 嘆きは
 しないのです








 全ては確かに
 あったもの






 自ずと
 導かれた
 旅の中


 深く刻まれ
 残された ‥








 あなたは
 生きている


 私も
 生きている








 それで十分


 幸せを
 知るのです ─‥






 幸せを

 願えるのです ─‥。








2012/02/22 (Wed)

[153] 雪解けの春
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 春になれば
 涙が頬を伝うの
 でしょう ‥






 長く凍りついた
 冬の哀しみが
 静かに眠りに
 就く様に




 柔らかな陽射しに
 暖かな風に
 優しい息吹に


 その全てに
 溶かされて




 私は力なく
 哀しみを
 解かずには
 いられないの
 でしょう ‥








 春 春になれば
 私は一つ
 お別れを告げ


 新しい足取りで
 あなたに逢いに
 行くのです ─‥






 一輪の花を手に


 あなたに逢いに
 行くのです ─‥。








2012/02/20 (Mon)

[152] この道の果て
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 生きてきた中で
 見付け手放した
 いくつもの
 幸せの欠片を

 今になって
 大切にしたいとか
 身勝手な後悔が

 浮かんでは
 消えた ‥




 愛の意味など
 知らないままに
 愛を語ろうと

 無闇に背伸びした
 あの時の幼さが

 恥ずかしげに
 手を振り
 遠のいて滲んだ ‥




 今なら少しは
 話せる気が
 するんだよ ‥




 どうしようもなく
 泣ける喜びや
 誰かの手を取る事で
 越えられる傷みも

 一人では
 見えなかった
 愛の温もり


 ここまで
 歩いてきた
 道程がある
 今だから

 守るべきものを
 守れる強さを
 その答えを

 手に出来たんだって
 分かるんだ ‥




 一人で
 生きてきた
 訳じゃなく

 一人で
 生きていける
 訳でもなく


 関わり合い
 時に
 傷付け合い

 そうした中で
 見付けたもの
 気付けた思い


 その全てを
 胸に刻んで
 糧にする ‥




 誰にも
 自分でさえ奪えない
 今、感じる光


 あの頃に
 叶えられなかった
 そんな願いも


 いつの日か
 許しながら
 微笑みながら

 振り返り
 愛せる様に




 遠い道の果て

 本当の幸せに
 辿り着く
 その日まで


 前を見据えて
 生きていく ─‥




 君と共に
 愛と共に ─‥。








2012/02/19 (Sun)

[151] 茜色に滲んだ愛しき日々
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 茜色の朝焼けに
 何度
 泣きたくなった
 だろう ‥




 震える心を
 噛み締める唇を
 何度
 堪えただろう ‥






 俯くことで
 溢れ出してしまう
 哀しみに
 負けない様に


 わざと
 大袈裟に
 見上げた空は

 いつも
 眩しくて




 私はその度
 強くありたいと
 願い続けた ‥






 一歩 一歩
 歩き出す力が
 欲しくて


 胸の苦しさを
 抱き締めた ‥






 あの時の思い

 今でもずっと
 忘れたりしない ‥






 こうして
 正面を見据えて
 生きている


 今の自分が
 手にする力






 それは
 紛れもなく


 あの頃が
 あの苦しみが
 与えてくれたもの ‥






 私はずっと
 絶望の中に居た ‥


 私はずっと
 生きたくて
 生きたくて

 堪らなかった ‥






 何かを犠牲に
 したんじゃない


 私の刻んだ足跡は
 今 感じる喜びを
 導いていたんだ ‥






 やっと
 気付いたよ ─‥






 生きる事は
 苦しみ抜いてこそ


 その先に
 見付けた希望が

 愛おしく
 輝くのだと
 いう事に ─‥。








2012/02/11 (Sat)

[150] こだま
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  愛は
  何処だ と

  叫んだら






  愛は
  此処だと

  こだま
  した ─‥








  この胸で

  こだま
  した ─‥。








2012/02/08 (Wed)

[149] 森の少女
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  深い森の中




  木々の葉
  風に

  揺れる度 ‥




  チラチラと
  降りる光 ‥




  宝石のよに
  煌めく ‥








  深い森の中




  純白の
  ワンピース

  踊る


  透き通る ─‥




  森の愛は
  いい薫り






  綺麗な蝶が
  訪れて




  広げた手のひら
  止まって

  消えた ─‥








  深い森の中




  少女はまだ
  歌ってる ─‥




  少女はもう
  どこにも

  いない ─‥。








2012/02/08 (Wed)
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