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夕凪の部屋


[139] 捧ぐ想い
詩人:夕凪 [投票][得票][編集]




 ひとひらの
 雪 舞う

 肩に降りて
 そっと溶けた ‥




 一片の
 優しさ降りる

 胸に馴染んで
 静かに染みた ‥






 生きる意味
 探すよう

 あなたの声に
 もたれかかる




 大丈夫だと
 包んでくれる
 その強さ

 あなたは
 冬の日溜まり ─‥






 愛のかたちは
 不確かで

 時に風が
 さらってしまう ‥




 それでも
 私は信じてる

 私は愛してる ‥






 あなたの眼差しが
 映すもの

 その美しさに
 見惚れた ‥






 私の全てを
 抱き留めて

 あなたは笑う
 春風のよに




 あなたは
 ここにいる

 言葉はいらない
 肌で感じる ‥






 かけがえのない
 ただ一人の

 奇跡の人 ─‥






 あなたしか
 癒せない
 傷痕に触れて


 何度も
 何度も
 愛しさをくれる ─‥






 迷いなく
 全てを
 捧げるよ ‥


 この身も
 心も全てを ─‥




 今
 あなただけに ─‥。








2012/02/04 (Sat)

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