詩人:夕凪 | [投票][得票][編集] |
逢いたいから
逢いたいから
あなたの写真を
抱き締め
目を閉じる ‥
心臓でもない
もっと奥の
それは心へと
温かく熱を伝え
気付けば涙となり
あなたの優しさが
蘇るのです ‥
形なきものに
触れる感触を
確かに私は
知りました ‥
それは同時に
触れたいと願う
純粋さこそが
得る事の出来る
感じる事の出来る
不思議な力だと
知りました ‥
逢いたくなったら
逢いたくなったら
私はいつでも
あなたに逢える ‥
私はいつでも
あなたの傍で
生きられるのです ‥
だから私は
寂しくとも
辛くとも
生きたいと
願えるのです ─‥
あなたが
教えて
くれたから ─‥
優しさという
強さが
光をもたらす事を
信じる勇気を
与えられたから ─‥
その優しさの分まで
生き抜くと
誓ったのです─‥。