詩人:夕凪 | [投票][得票][編集] |
二人目の甥っ子が
産まれた ‥
1000グラムと少し‥
一般的には
超未熟児とされる
けれど
我が家族は何も
怖れてはいない
一人目の甥っ子は
540グラムだった ‥
100%の確率で
何かしらの障害を
持つとされていた ‥
だけど
そんな100%を
跳ね返して
3歳になった甥っ子は
朗らかでやんちゃ
元気一杯だ
この世に
あるとされる
100%の絶望など
私には関係ない ‥
耐え難い
絶望とされる
苦しみさえ
糧にしてやろうと
思えるからだ ─‥
私は
絶望などいらない
綺麗事で構わない
希望を抱くのだ ─‥
何かを変える為
何かを得る為
何かを愛する為 ‥
私は全てを
希望で
受け入れるのだ ─‥
そんな生き方も
悪くないと
そんな生き方だから
好きになれる気が
してるんだ ─‥。