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《俺は ヘイト トマト。》
あたしの大好きなトマトを
あなたは ヘイト と言う
あんなにオイシイものはないのに
《お前は ラブ トマト。》
そうだよ
こんなにオイシイものはないんだから
《かぶってごめんね?》
《かぶってねーだろ、俺は食べないって言ってんだから》
…ううん、ちょっとお揃い。
ナットウは好きになったけど
トマトはやっぱりヘイトになれません
だって大好きなんだから
あんなにオイシイものはないんだから
でもね
《食べねーって言ってるだろっ》
って
困って笑う
そんなあなたの方が
大好きなんだから
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春になった
風も光もあたしを包み込んでくれる
あたたかな午後
春になった
待っているのは 出会い と 別れ
それぞれの道をみんな進んでいく
春になった
あなたは元気に過ごしているかしら?
わからなくても
あたしはあなたを忘れないよ
春になっても 夏になっても
あたしは忘れないよ
秋が過ぎ 寒い冬が来て
また 春になったとしても
あたしはあなたに逢いに行くから。
だから
忘れないで
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毎日 毎日
あなたに声をかけようか
考えてる
『元気?』って
メールしようかなって
思うんだけど
勇気がなくて
『あたしは今ちゃんと生きてるよ』って
『毎日毎日頑張ってるよ』って
胸を張って言えないから
もう ちょっと
何か見つかるまで
あなたと話すの
我慢しようと思う
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あなたに出来ることが
あたしにはきっと少ない
側にいることさえ出来ない
何かに気付くことさえ
唯一出来るのは
あなたと頑張ることだと考えた
あたしも違う世界で 頑張る
あなたが頑張ってるから
あたしも頑張る
だからあなたも頑張って
あたしの気持ちが途絶えても
届かなくても
あたしはあなたに
愛を
注ぎ続ける
この気持ちが愛だと
あたしはオモウ
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暖かかった
あなたの髪に触れていた
あなたの優しい腕
あなたの体温
感じていた
すべては夢
懐かしかった
あなたのぬくもり
帰りたかった
あなたのことだけ
考えていた
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あなたの手は誰よりも冷たい
でも
誰よりも 暖かかった
ずっとその手に触れていられたら
何度も何度も
そう思ったんだよ
でも
あたしは離れてしまった
『友達』
なんて素敵な言葉
でも あたしにとっては
残酷すぎるよ
あなたの手に
『恋人』として
触れたかった
ずっと ずっと
触れていたかったよ
でもね
そう思ったら
もう
離すしかなかった
離れるしかなかったんだ
今
やっと『友達』になれたかな
でも
やっぱりあたしの頬を
涙がつたう
それはどうしようも
ないのかもしれない