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☆トモ☆の部屋


[11] ずっとずっと、そしていつか・・
詩人:☆トモ☆ [投票][得票][編集]

放課後の教室は、
いつもより、なんか寂しい。

誰もいないと思って、開けた、ドアの先。
見慣れた姿。
そう、俺の好きな人。
最近彼とうまくいってないみたい。

『どうしたの??』

俺は聞いた。
すると彼女は、

『彼が、遠く遠く離れてしまったみたい』

って。
俺は、

『そんな彼、やめちゃえよ。』

って、言おうとした。
でも・・・いえなかった。

彼のこと話す時の、彼女の目。
遠くを見るような、そんな目をしていたから、
何も、いえなかった。


『好き。君が、好き。もう、
ずっとずっと前から。
でも、返事はいらない。
ただ、伝えたかっただけ。』

『ありがとう。でもごめんね。
せっかく私のこと好きになってくれたのに、
返事返せなくて・・・。』

彼女は少し泣きながらいった。

『大丈夫。泣かないで。』

ホントは大丈夫なんかじゃないのに・・・。


彼女の前では、
いつもこんな事ばかりいってしまう。


でも、彼女のことを応援してる。


ずっとずっと・・・







そしていつか・・・

2005/04/16 (Sat)

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